今回は、PILOTのAutomacという自動繰り出し機構を搭載しているシャープペンを紹介していきます。
Automacの歴史
PILOTの発売する自動繰り出し機構付きシャーペン「Automac」。昔からあるシャーペンのようで、一部の愛好家から絶大な評価を得ていましたが、2003年を最後にAutomac E500の取り扱いが終了してしまいました。そんなAutomacが2012年にデザイン、機能もともにリニューアルされて発売されました。
グリップ・デザイン
グリップは十字のローレットになっており、ほとんど滑りません。上の部分は縦のローレットになっており、デザインでもかっこよくなっています。上のデザインはラメが入っており、光に当てるとキラキラ光ります。
使い勝手
使い勝手は、ダブルノック式となっており、片手でかんたんに操作できます。深く押すとペン先が出て、もう一度押すと収納されます。ペン先が出ているときに浅く押すと芯が出ます。使い慣れるとまるでボールペンのように使うことができ、使い勝手は比較的いいです。
書き味
書き味はあまり良くはありません。なぜかというとガイドパイプが紙にいつも接触した状態で筆記するからです。Orenzneroのように先端がなめらかに加工されているというわけではないので、引っ掛かりが大きいというわけです。しかし、書き続けていくと、先端がなめらかになっていき、書き味も自分好みのものになっていくので、自分好みの1本を作ることができます。
まとめ
点数は90点です。なぜかというと、先程も書いたように自動芯出し機構が少しなめらかではないからです。あと少し重すぎるということも挙げられます。長時間筆記のときは少し疲れるかもしれません。でも、自動芯出し機構がついているロマンのあるシャーペンがほしいという方にはおすすめです。
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